about 尺八について

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About尺八について

尺八の歴史は古く、正倉院には当時の尺八が現存しているほどです。
長い年月の間、その時代に対応し少しづつ形を変えながら現代まで脈々と受け継がれております。
今では海外でも広く認知されるようになり、さまざまな国で尺八を嗜む人が増えております。

活躍の場も邦楽だけではなく、あらゆるジャンルで演奏されるようになっております。
大いなる可能性を秘めた尺八の音色を体感して下さい。

Production尺八製作

一城銘尺八製作にて尺八製管(尺八製作のことを製管と言います)もしております。
近年尺八は、古典などの邦楽曲はもちろん、ジャズやポップス、クラッシックなどの西洋音楽をはじめ幅広いジャンル・場面で演奏され演奏技術も日進月歩のように高くなっており、それに応じて尺八という楽器に対する要望や注文はとてもシビアで繊細になってきております。
尺八は自然の竹から一本、一本手作業で製作され、調律・調整する際には自身で吹奏しながら幾度も精査をして仕上げていき、また息を入れた時の感覚を頼りに製管師自身がアンテナとなり修正を加えていきます。
様々な要望にお応えするにはより高感度なアンテナが必要で、その為にも製管師自身の演奏力の向上は大きな条件であると思います。
実際に演奏活動から得た事が尺八製管に生かされる事は多いです。
これからも尺八を演奏される方々とより近い目線で尺八製管を続けられるよう精進して参りたいと思っております。

一城銘尺八製作HP(外部サイト)
http://ichijou-shakuhachi.com/

Charm Point尺八の魅力

  1. 01多様な音色

    尺八の魅力といえばなんといっても音色です。
    澄み渡るような音から地を這うような太い音、また消え入りそうな細い音までさまざまな音色で演奏することができます。また他の楽器では雑音とされるような"息音"混じりの音も、尺八にとっては唯一無二の魅力です。
    尺八ほどさまざまな音色を出せる楽器は他にはないと思います。

  2. 02幅広い表現力

    尺八はとてもシンプルな構造をした楽器です。
    自身の唇をコントロールして音を生み出し、時には自身の耳を頼りに音程を作る必要もあります。しかし演奏者に委ねられる部分が多いからこそよりイメージする音に近づけることができ、その演奏家しか持ちえない音色や音楽を表現することが可能です。
    また一つの音に対して指使いや息の入れ方を変えることで、同じ音程でも音色を変えて表現することもできます。息や指使いの組み合わせ次第で音の印象が変わり、無限の表現が生み出せる、深い可能性を秘めた楽器です。